急性期で培った
経験を生かしながら
新たな学びも追い続ける。

2019年入職

看護師

約20年前にも准看護師として大野浦病院に就職したことがある。働きながら通信教育で看護師資格を取得した後、幅広い経験を求めて退職し、急性期で約11年勤務した。一人息子が受験生となり、体調管理や食事のことなど、なるべく側で支えたいという気持ちから退職。無事に受験が終わり、次の職探しを通して当院と再会した。リハビリや働き方への取組みなど、組織全体が進化している印象を受け、再度ここで働きたいという想いに。

Q 大野浦病院に2度目の就職をしたのはなぜですか。

前に働いていた時から良い病院だという印象を抱いていたので、求人を見て候補の一つになりました。実際に説明を聞き見学させてもらうと、摂食嚥下やリハビリに力を入れていることや、職員の働き方、病棟内の雰囲気の改善などに対して、すごく前向きに取り組んでいることが伝わってきました。
10年以上経って私自身もいろんな経験を積み、成長してきたと思うので、以前とは違う視点で見ることができたと思います。摂食嚥下は、急性期で働いていた頃から興味を持っていた分野だったので、大野浦病院でもう一度、自分なりに挑戦していきたいという気持ちが強くなりました。

Q 職場としての大野浦病院の魅力とは、どのようなことですか。

介護職員も、今はほとんどが介護福祉士の有資格者なので、全体的に専門性が高く、いろんな提案をしてもらうことができます。介護職もリハビリも看護師も、それぞれがお互いの専門性をいかしてチームとして協働しているので、とても刺激になるし、患者さまにとってもいい環境ではないかと感じています。
看護師にもいろんなキャリアを持った仲間たちがいるので、お互いにアドバイスし合うこともあります。緊急性のある場面では、私が急性期で学んできた知識が役立つことも多く、培った経験を生かすことができ、私にとってのやりがいにもつながっています。

Q 今後の目標や挑戦したいことはありますか?

現在は通常の看護業務に加えて、「栄養サポートチーム」のメンバーとしての役割も担っています。「摂食・嚥下障害看護認定看護師」を目指してはどうかという話もいただき、私もチャレンジしたいと思っています。仕事や家庭を両立しながら勉強をするのは、年齢的にも大変です。でも学んで知識が増えると、それだけ患者さまにしてあげられることが多くなり、視点も変わるので、それまで気付けなかったことにも気付けるようになります。
医療の仕事は人の命を預かるものなので、ゴールはありません。看護でも介護でも、時代とともに新たな情報が加わり、ケアの方法も変わっているので、常に新たな学びを追い続けるべきじゃないでしょうか。これまで培ってきたものを大切にしながらも、変わることや挑戦も続けていきたいと思っています。